トラピストビールとは!最高ですから是非。
台風が近づいてるようですね。
沖縄、九州の皆さん、お気をつけてお過ごしくださいね。
さて、今日は私が大好きであり、
歴史を感じ崇拝する
トラピストビールの世界について
お伝えしたい!
ビールの世界は奥深いんですよ。
ただスーパーにある日本のビールばかりで終わってる方はちょっと読んでみてください。
ビールの中にはトラピストビールと呼ばれるビールがあります。
それは、世界に171あるトラピスト会修道院の中の11箇所の修道院で作られているのでそう呼ばれているのです。
修道院がビールを作ってる?
そんなわけないじゃん。
て、思うでしょ?
本当に作ってるんですよ。
昔ヨーロッパでは衛生面などから水などの飲料の確保が難しかったために保存の利く飲み物作りを行ったんですね。
そこでワインやビールが生まれてくるわけです。
修道院でも同様に作り始めたわけです。
保存を利かせなきゃいけませんから、
アルコール度数は高めのものばかりです。
11世紀にシメイで有名なスクールモン修道院が始まりと言われています。以前書いたシメイの記事はコチラ
現在は名前の乱用を防ぐため、
国際トラピスト会修道士協会によって
基準を満たした商品にのみ、
Authentic Trappist Productと書かれた
ロゴが印刷されたラベルの使用が許可されています。
↑コレですね。
(見づらいですよね、すみません…。)
その基準とは、
①修道院の敷地内で、
②トラピスト会修道院の修道士が自ら醸造するか、修道士の監督の元で醸造されたものであり、
③販売に関しては営利目的で無く、収益は修道院の運営費用に充て、残額は慈善団体に寄付しなければならない
といったものです。
だからトラピストビールは修道院の中でしか作っちゃダメなんですね。
大手に頼んで工場で量産とかしちゃダメなんですね。
なにより歴史を感じるでしょう。
昔の人が飲料確保のために、
苦労して、より美味しさを求めて、
試行錯誤して、
クリスマスなどのパーティで美味しさを噛み締めて…
今に至るわけです。
貴重さがわかりましたか?
なんか聖なるものを感じるでしょう?
飲んでみたくなったでしょう?
私がオススメするのは、そうした歴史的背景、生産背景が興味深く、
面白いのもありますが、
何より美味しいんですよ。
味わいが、
香りが、
コクが、
素晴らしいです。
次回、具体的なビールについてご紹介していきます。